PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・外部データを取り込む

 


操作の概要

 ここでは、 外部データの取り込み方の3通りの方法について説明します。
 
   @「外部データの取り込み」を利用した Access データの取り込み方法
   A「外部データの取り込み」を利用したテキストファイルの取り込み方法
   B「新しいデータベースクエリ」を利用した Access データの取り込み方法
 

 

操作の流れ@−「外部データの取り込み」を利用したAccessデータの取り込み

外部データの取り込みの指定

  1. メニューバーの【データ】→【外部データの取り込み】→【データの取り込み】とクリックします。

取り込むデータファイルを選択します

  • ここでは、取り込みたいAccess のデータファイルを選択します。

  1. 今は、「売上データベース.mdb」を取り込みたいとして、そのフォルダーを選択し、そのファイルをクリックで選択して、【開く】をクリック
    します。

取り込む表を選択します

  • ここでは、今選択した「売上データベース.mdb」の中にある表が表示されています。
    どの表を取り込むかの選択をします。

  1. 今は、「得意先一覧表」を取り込みたいとしてそのファイルをクリックで選択して、【OK】をクリックします。

取り込み先を選択します

  • ここでは、 Excel シートのどの位置より、そのデータを表示するかを指定します。
    今クリックされているセルが表示されています。

  1. ここでは、A1をクリックしてあったので、そのまま【OK】をクリックします。

    ここで 「ピボットテーブルの作成」の指定が出来る事に注意してみて下さい。

    ・もし、【ピボットテーブル レポートの作成】をクリックすれば、今選択したAccess
     データが、ピボットテーブルとして取り込まれます。
    ・1シートに入りきれない多量なデータ
    (65,536以上の時には)の場合には、こちらを
     選択します。

A1よりデータが取り込まれて表示されました

  1. 下図のように、A1より200件の「得意先一覧表」が取り込まれて、表示されました。

 

 


 

操作の流れA−「外部データの取り込み」を利用したテキストファイルの取り込み

外部データの取り込みの指定

  1. メニューバーの【データ】→【外部データの取り込み】→【データの取り込み】とクリックします。

取り込むデータファイルを選択します

  • ここでは、取り込みたいテキストファイルを選択します。

  1. 今は、「上期売上データ.csv 」を取り込みたいとして、そのフォルダーを選択し、そのファイル選択して、【開く】をクリックします。

テキスト ファイル ウィザード-1/3による指定

  • 今取り込むのはテキストファイルなので「テキスト ファイル フィザード」が表示されます。
    まずデータファイル形式を選択します。

  1. ここではそのままで良いので【次へ】をクリックします。

テキスト ファイル ウィザード-2/3による指定

  • 次に区切り文字を選択します。

  1. ここでは「カンマ」区切りなので、それをクリックで選択します。

  2. 【次へ】をクリックします。
     

    ・区切り文字がどれか分からなかった場合には、「タブ」から順番にクリックしてみて
     下さい。
    ・データのブレビュー欄の画面を参考にして、正しく表示されたものが、このファイル
     の区切り文字だと分かります。

テキスト ファイル ウィザード-3/3による指定

  • 次に各列のデータ形式を選択します。

  1. ここでは、全て「G/標準」の列で良いです。

  2. 【完了】をクリックします。

取り込み先を選択します

  • ここでは、 Excelシートのどの位置より、そのデータを表示するかを指定します。
    今クリックされているセルが表示されています。

  1. ここでは、A1をクリックしてあったので、そのまま【OK】をクリックします。

A1よりデータが取り込まれて表示されました

  1. 下図のように、A1より1524件の「上期売上データ」が取り込まれて、表示されました。

 

 

 

 

 

操作の流れB− 「新しいデータベースクエリ」を利用したAccess データの取り込み方法

新しいデータベースクエリを指定 します

  1. メニューバーの【データ】→【外部データベースの取り込み】→【新しいデータベースクエリ】とクリックします。

データソースを選択します

  • 今から取り込むデータベースの種類を選択します。

  1. ここでは「Ms Access Database」をクリックで選択し、【OK】をクリックします。

データベースを選択します

  • 今から取り込む具体的なデータベースのファイルを選択します。

  1. ここでは下図のようなディレクトリーにある「売上データベース.mdb」をクリックで選択し、【OK】をクリックします。

データベースより取り込むファイルと列の選択します

  • 今から取り込むAccess データの持っているテーブル等の中から、取り込みたい具体的なファイル (ここでは「3ヶ年売上データ」)を
    選択します。

  • そして、その中の必要な列(ここでは全て)を選択します。

  1. ここでは「3ヶ年売上データ」をクリックで選択し、  をクリックします。
    すると、3ヶ年売上表の全ての列が右側の「クエリの列」の欄に表示されます。

  2. 【次へ】をクリックします。
     

    ・全列が必要な場合には、上記の操作(下記の図)をします。
    ・個別に必要な列を選択する事も出来ます。

    <個別に列を選択する方法>
    ・右側の「使用可能なテーブルと列」欄の各ファイル名の前にある  をクリックすると、そのファイルが持っている列が、この欄に表示されます。
    ・その中より必要な列を1つ1つクリックで選択して   を押して、右側のクエリの列の欄に入れて行きます。
    ・手間ですが不要な列の削除が出来ます。

抽出条件を設定します

  • 抽出条件設定画面になります。必要に応じて設定します。

  1. ここでは必要ないので、そのまま【次へ】をクリックします。

並べ替え指定を設定します

  • 並べ替え指定画面になります。必要に応じて設定します。

  1. ここでは必要ないので、そのまま【次へ】をクリックします。

 

ウィザートの終了−データの返し先の指定

  • 3つのデータの処理の方法より、選択します。

  1. ここでは「Microsoft Office Excel にデータを返す」が選択されているので、そのまま【完了】をクリックします。

取り込み先を選択します

  • ここでは、 Excelシートのどの位置より、そのデータを表示するかを指定します。
    今クリックされているセルが表示されています。

  1. ここでは、A1をクリックしてあったので、そのまま【OK】をクリックします。
     

    ここで 「ピボットテーブルの作成」の指定が出来る事に注意してみて下さい。

    もし、【ピボットテーブル レポートの作成】をクリックすれば、今選択したAccess データが、ピボットテーブルとして取り込まれます。

3ヶ年売上データの表示

  1. 今選択した「3ヶ年売上データ」の21577件が取り込まれて表示されました。