PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・「TEXT」と「WEEKEND」関数を利用する

 


操作の概要

 ここでは、 日付データの表現を変える為に、曜日をTEXT関数で表示させる方法を説明します。
 その上で、WEEKEND関数を利用して土曜日と日曜日のセルの色を変える方法を説明します。
 

操作の流れ

下図のような表のB列に 「曜日」を作成します

  • A列に月日の表があります。そこより、B列に関数を利用して、曜日を表示させます。

  • その上で土曜日と日曜日に条件付き書式を設定してみます。

  1. B2のセルをクリックします。

  2. 【数式】タブ→[関数ライブラリー]の【関数の挿入】とクリックします。

    又は下図の  をクリックします。

曜日を表示させる関数の指定をします

  1. 【TEXT】関数(=数値を書式設定した文字列に変換する関数)を選択します。

関数の引数ダイアログにて指定します−値の欄の指定

  1. 値の欄では、右隅の  をクリックします。

  2. すると、その欄のみが縮小されて浮動状態になります。

  3. 今参考にしたい値は、A2のセルなので、その状態で「A2」のセルをクリックします。
    すると下段の図のように、A2が表示されます。【Enter】キーを押します。

    見えている場合には、単に「A2」をクリックしても結構です。
     

  4. もとの関数の引数のダイアログに戻ります。

関数の引数ダイアログにて指定します−表示形式の欄の指定

  1. 今度は表示形式を指定します。曜日を表示させたいので「aaaa」と入力します。

  2. 【OK】とクリックします。
     

    表示形式の指定は決まっています。
      「aaaa」=日曜日、月曜日、火曜日・・・と表示されます。
      「aaa」=日、月、火、水、木、金、土 と表示されます。
      「dddd」=sunday, mondey, tuesday, ・・・・・と表示されます。
      「ddd」=sun, mon, tue,・・・・・・・・・・・と表示されます。

B2のセルに、「木曜日」と表示されました

  1. 下図のように、B2のセルに「木曜日」が表示されました。

  2. B2を、B16までコピーすれば、完成です。

今度はA・B列の中で、土曜日と日曜日に条件付き書式を指定します
  (「条件付き書式の設定」で詳しく説明しているので、ここでは少し簡潔に説明します)

  1. 土曜日と日曜日に設定したいのですが、ここではA2〜B16を範囲指定しました。

  2. 【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【セルの強調表示ルール】→【その他のルール】とクリックします。

    ここでも数式を利用した書式設定をしたいので、「その他のルール」を選択しています。

新しい書式ルールを設定します

  1. 表示された、新しい書式ル−ルのダイアログで、下図のように条件を設定します。

    ・「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
    ・そして、土曜日の場合という条件の為に 「=weekday($a2)=7」と入力します。 (土曜日が「7」です)
     
    書式は下段の図のように設定しました。

  2. 【OK】とクリックします。

土曜日に条件付き書式が設定されました

  1. 下図のように土曜日に書式が設定されました。

    次に日曜日の書式を設定します。
     

  2. そのままの状態で、再度【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【セルの強調表示ルール】→【その他のルール】とクリック
    します。

  3. 土曜日の条件付き書式と同じように、下段の図のように指定します。

    違いは、日曜日なので、「=weekday($a2)=1」と入力します。 (日曜日が「1」です)

日曜日にも条件付き書式が設定されました

  1. 下図のように、土曜日と日曜日に条件付き書式が設定されました。