PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・「近似曲線」を追加する

 


操作の概要

 ここでは、 グラフに近似曲線を追加する操作方法を説明します。
 

操作の流れ

売上金額の月別推移グラフがあります

  • 下図のような売上推移グラフがあります。
    この1年の推移を見ても、全体傾向として、伸びているのか?落ちているのか?は変動が激しくて良く分かりません。
    そんな時に利用するのが「近似曲線」です。

近似曲線の追加の指示

  1. 折れ線グラフの折れ線をクリックします。

  2. 右クリックします。

  3. 表示されたメニューの【近似曲線の追加】をクリックします。

近似曲線の種類を選択します

  1. ここでは一番分かりやすい「線形近似」を追加したいので、そのまま【閉じる】をクリックします。

近似曲線が追加表示されました

  • 近似曲線が追加されました。

  • これでこの年の売上推移は右肩あがりの傾向にあった事が判明しました。

 

  • 近似曲線は、折れ線グラフだけでなく、棒グラフや面グラフにも追加出来ます。
     
  • 操作2の近似曲線の追加方法は、別にもあります。
  1. 折れ線グラフをクリックすると、リボンバーが、【グラフツール】に変わります。
  2. 【レイアウト】タブをクリックします。
  3. [分析]の中の【近似曲線】を選択すると、下図のような画面となります。
    ここで、線形近似等を選択して指定出来ます。


 
  • 近似曲線の削除は、この上の方法で、【なし】を選択する事により行います。
    又は近似曲線をクリックして【Delete】キーでも削除出来ます。
     

  • 近似曲線の色やスタイル等の変更指定等のいろいろな指定は、操作4の画面より出来ます。
    または、上図のようにリボンバーより進んだ時は、「その他の近似曲線オプション」をクリックすると、操作4と同じ ダイアログ画面が表示されて、変更出来ます。


「近似曲線のオプション」で予測を指定した場合例前方「2区間」と指定した場合の例
 


「線の色」を、赤に変更した場合例


さらに「線のスタイル」を、点線に変更した場合例


必要により、影も設定出来ます−影のダイアログ画面