PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・「バブルチャート」を作成する

 


操作の概要

 ここでは、バブルチャートを作成する操作を詳しく説明します。
 

操作の流れ

下記の表より作成します

  • 下記のような表があります。ここよりバブルチャートを作成します。
    この表では、左より「シェア」が『横軸=X軸』「当期売上額」が『縦軸=Y軸』「年商」が『バブルの大きさ』となります。

グラフ作成の為の範囲指定をします

  1. 列や行の項目名を含めない範囲を範囲指定します
    ここでは、B2〜D10を範囲指定します。

グラフ指定で、バブルを選択します

  1. 【挿入】タブ→[グラフ]の【その他のグラフ】→【バブル】とクリックします。

  2. 基本的なバブルチャートが埋込グラフで表示されました。
    (ここでは、このままの埋込グラフで説明を続けます)

凡例の「系列1」を削除します

  • 凡例の「系列1」は不要なので削除します。

  1. 「系列1」をクリックして、【Delete】キーを押します。

それぞれのバブルにY軸ラベルの追加指定をします

  1. 【レイアウト】タブ→[ラベル]の【データラベル】→【右】(ここではラベルを右に表示させます)とクリックします。
    (これからの操作は各バブルが、ここではどの顧客のものなのかを表示させるために行います)

それぞれのバブルに Y軸ラベルが追加されました

  1. 「データラベル」のY軸の内容が表示されました(規定値がY軸になっているからです)。

 今規定値のY軸のラベルが表示されています。
 このまま、次の操作7を行っても良いですし、X軸の値に表示を変更する事も出来ます。
  1. 再度、【データラベル】→【その他のデータラベルオプション】とクリックします。
  2. 「データラベルの書式設定」ダイアログにて、ラベルの内容を「Y軸」→「X軸」に変更します。
  3. 【閉じる】をクリックします。
  4. するとラベルの表示内容がX軸の内容に変更されます。

    以下の操作説明はX軸に変更したとして、進めます。

 

バブルにX軸ラベルが追加されました

  1. X軸の値(ここではB列のシェアの値)が表示されました。

バブルのラベルの名前を分かりやすい顧客名に変更します。

  1. 今グラフに表示されたX軸の値(ここではB列の値)を1つ選択します。
    (バブルをクリックして、さらに1つのバブルだけをクリックすると1つのみ選択出来ます)

  2. その値(ここではB列のシェアの値)を見て、A列の顧客名に変更します。

  3. この8番から9番の操作を繰り返して、「シェアの値」を「顧客名」にすべて変更します。

  4. 尚、ラベルが重なって見えにくいものは、移動します。

    ラベルの移動の方法は、データラベルをクリックして、更に移動したいラベルのみをクリックすると1つ選択出来ます。
    そしてドラッグで移動出来ます。

    ここでは、さらにフォントを少し上げて、フォントの色も少し変えています。

バブルのデザインを変更してみます(バブルのデザインの変更方法の説明)

  • このままでも、一応完成ですが、バブルの色(デザイン)の変更方法を説明します。
    ここでは、緑系統のバブルに変更してみます。

  1. 【デザイン】のダフをクリックします。

  2. デザイン例を大きく広げて(右下のスクロール矢印をクリックします)、任意のデザインをクリックで選択します。
    (ここでは、緑系統のバブルを選択してみます)

バブルのデザインが緑系統に変更されました

  • バブルのデザインが変更されました。

X軸の横軸ラベルを表示してみます(X軸ラベルの表示方法の説明)

  • X軸の横軸ラベルの表示方法を説明します。

  1. 【レイアウト】タブ→[ラベル]の【軸ラベル】→【主横軸ラベル(H)】→【軸ラベルを軸の下に配置】と指定します。

  2. 「軸ラベル」という名前が、X軸の下に表示されました。

  3. このラベルの文字を編集します。ここでは「シェア」と変更しました。

Y軸の縦軸ラベルも表示させます(Y軸ラベルの表示方法の説明)

  • 操作15〜17と同じ要領で表示させます。

  1. 【レイアウト】タブ→[ラベル]の【軸ラベル】→【主縦軸ラベル(V)】→【軸ラベルを垂直に配置】と指定します。

  2. 「軸ラベル」という名前が、Y軸の横に縦書きで表示されました。

  3. このラベルの文字を編集します。ここでは「当期売上額」と変更しました。

  • これでバブルチャートは完成しました。